リトル・マーメイド
最近、暇があればずっとリトル・マーメイドを観ております。
中でもパート・オブ・ユア・ワールドが最高。
昔はこの曲を聴いても、「何を言ってるんだ、まだ子どものくせに親の気持ちも知らないで好き勝手なことを」と思っていたのですが、
子どもを持ったせいでしょうか、子どもの目線でモノを見ると、強烈に響きます。
はたまた過去の自分を思い出したのでしょうか
思い起こせば、実家にいた頃は、父と同じ家に居たくなくてムダに出かけたり、仕事の後も弟を誘って外食をしたり、家に居ても自室に閉じこもって洗面所の水しか飲めない生活をしたりしておりました(そのせいで通常50キロを超えていた体重がこの頃は41キロ程度に)。
「自由」や「憧れる世界」を追い求めるのは、何も遠いところの話ではないのだと、解ってきたからかもしれません。
ましてや、このコロナ禍です。
気軽に外出することも出来ず、上記の私のように家族と折り合いの悪い若者たちはどうなってしまうのかと。
当時の自分に置き換えて考えると…もう死にたくなりますね。
ムリです、ホントムリ。
そういうこともあってか、自由を追い求める若者に対して自分の気持ちは昔に比べて随分柔らかいものになっています。
パート・オブ・ユア・ワールドが心に響くのはそういうワケかもしれません。
もっとも、この曲自体がとても素晴らしいものなので、単純に曲の素敵さに惹かれているだけかもしれませんが…。
しばらく自分の中のリトル・マーメイドブームは止みそうにありません笑