借りぐらしのアリエッティ
ようやく観ましたー『借りぐらしのアリエッティ』。
一人暮らしの小人さんの話かと思っていたら、人間に生活用品や食料を“借り”ながら生きる小人さん達の話だったんですね〜〜!
“借り”と“狩り”をかけているんでしょうか…?
人間の世界では当たり前な台所も、小人達にとってはすごく巨大な魔王城のよう。
たかだか台所ですよね!?みたいな場所ももはやRPG。
途中まではそういう、小人から見た人間の世界が中心に描かれていて、シュールといえばシュールだし、中だるみするといえば中だるみする感じがしました。
終盤は展開に動きがあって良かったです。
しかし人間と小人か〜…
恋愛するにしてもムリがあり過ぎるけど、お似合いなのになぁというちょっと切ない感じはしました。
ちょっと「うん?」って思った点は、
原作があるせいかな、その背景や設定を2時間弱の映画に詰め込め切れてないところかな。
キャッチコピーが「人間に見られてはいけない。それが床下の小人たちの掟だった。人間と小人、どちらが滅びゆく種族なのか!?」ということですが…
翔くんが言い出した種族云々の話があまりに突発過ぎるかな…というかキャッチコピーってそれだったんだ?という感じ。
あと家政婦のハルさんが何をしたかったのかイマイチ分からなかった。
ようやく観られて嬉しいです。
ドールハウスの出来が凄すぎて、あれ欲しいなとか思いました(笑)